こんにちは。
今回はおかあさんといっしょの動物コーナーに登場したてんぐざるについてです!
その名のとおり・・ほんとに天狗みたいな鼻をもっていますよね。
テングザルって日本にいたっけ・・
とこんな疑問をもつほどでしたので、調べてみましたよ!
子どもの「なぜ?」「なに?」に答えられるように簡単簡潔な内容となっておりますので、どうぞ最後までご覧ください。
テングザルの基本情報
- 分類:霊長目オオナガザル科テングザル属
- 分布:ボルネオ島(のみ!)
(インドネシア・マレーシアに属する) - 体重:オス 20kg メス 10kg
- 体長:オス 70㎝ メス 60㎝
- マングローブの林・湿地・川べりなど水辺から離れずにすむ
⇒水かきがある。泳ぎや飛び込みが上手! - 絶滅危惧種
この長くて大きい鼻をもつのは、オスのみ!
この大きな鼻、やっぱり邪魔なんだそうで、エサを食べるときによいしょって手でどかしながら食べることもあります。
でも、大きな鼻をもつオスの方がもてるんだとか!
すみかがボルネオ島のみ・・絶滅危惧種だそうです。
果実を食べると死ぬかも!? 進化があだに・・
テングザルは主なエサとして葉っぱを食べるのだそうです。
あれ?
さるかにがっせんでも、カキを食べたり・・さるって果実を食べるイメージがありますよね。
それはその通りで、葉っぱよりも栄養価の高い果実を食べるさるの方がずっと多いのだそうです。
しかし、テングザルは、その果実を見つけることをするよりも、目の前にいっぱい広がる葉っぱを食べるように進化しました。
葉っぱには消化が困難な酵素もあるので、テングザルの胃には独特のバクテリアが多くすむようになりました。
それはそれで、頭がいいですよね。
争いにならないし。
ところが!
その独特のバクテリアに果実を与えてしまうと、たくさんのガスを出してしまい、
そのガスによって胃が膨らんで死んでしまうことがあるとか!!
余計なお世話かもしれませんが、もしおいしそうな果実を見つけても食べられないって・・ちょっとかわいそう。。
でも、それがテングザルが生き残るための秘策だったのですね!
進化っておもしろい!
まとめ
今回はNHKおかあさんといっしょの動物コーナーに登場したテングザルについて調べましたよ
- ボルネオ島のみにすんでいる
- 泳ぎが得意
- 大きな鼻はじゃまだけど、モテる!
- エサは葉っぱ。果実は食べると死んじゃうことも。
こんなことがわかりました。
水辺から離れずに生活することが多いので、テングザルを船に乗って見るツアーなどもあるそうです。
絶滅危惧種・・周りの水質も悪くなっているそうなので、そうしたことも含めて観に行ってみたいですね!
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
コメント