こんにちは。
今回は「まんぼう」について調べてみることにしました。
おかあさんといっしょの体操コーナーの前に動物の映像が流れるコーナーがありますよね。
そちらに「まんぼう」が登場しましたが、知った気でいただけで、全然わかりませんでしたので汗
調べてみることにしました。
そもそも魚だと思っていたけど、イルカみたいに哺乳類の仲間なんですよ・・とか言われたらそうかも・・などといういらぬ心配もやってきて、なんにも説明することができませんでした。。
子どもの疑問って、自分の無能さを露呈してくれる残酷な瞬間もありますが笑
今回も新しい知識を会得できるわくわくと共に調べてみました!
今回も子どもの「なぜ?」「なに?」に答えられるような簡単・簡潔な内容となっておりますので、家族団らんの一助にしてもらえたら嬉しいです!
マンボウの基本情報
- フグ目マンボウ科マンボウ属(魚類)
- 全長3m
- 体重2トン
- 歯は上下に1枚ずつ
- 背びれ・腹びれ・尻びれ+舵びれがある
フグの仲間なんですね!でも自分で体を膨らませることはできず、毒も持たないです。
エサは動物プランクトンの他クラゲやイカなどのやわらかい生き物。
それらに加え、イワシやカニなども胃から見つかっているそうです。
のんびり泳いでいるように見えるマンボウですが、エサを食べるときはすばやく泳ぐことができるとか!
速く泳げるなんて知らなかった!すごいですね!
のんびりマンボウ、どうして絶滅しなかったの?
ずっと昔から引っかかっていたことがあります。
「マンボウはなんで絶滅しないの?天敵はいないの?」
・・だって、こんなにのんびり浮かぶように泳いでいて、しかも大きいですから隠れるところもありませんし、無抵抗そう・・どうして絶滅せずに生き残れたんだろう・・って。思ったんです。
で、私が子どもの時に聞いた話は
「(味が)まずいんだよ。大きいのってまずいって言うじゃない?」
というものでした。
確かに、イカは、スルメイカはおいしいですが、ダイオウイカはアンモニア臭がきつくておいしくないらしいです。(この点から、小さいイカはおいしく、大きいイカはおいしくない、と言えそうですね)
しかし!
マンボウはおいしいのです!!
刺身もできますし、てんぷらやから揚げ、湯引きしてあえ物にしてもおいしいそうです。
ということで、おいしくないから捕食されずに生き残った説は無さそうです。。
(子どもに適当な説明をして逃れた気でいても、こんな風に数十年覚えておかれちゃうので、正しい知識を伝えたいなあと思いますよね笑。)
では、真の理由はなんでしょうか。。
(海の中の研究はまだまだこれから!と聞いてはいますので、仮説かもしれませんが)
寄生虫がいるから
という説が有力なようです。
マンボウの表皮や内臓に寄生虫がいることは確かで、それらの寄生虫に弱い生物はマンボウを捕食しないのではないかと考えられています。
その寄生虫に弱い生物に、サメやシャチが該当して、彼らはマンボウを食べないとか。
それに対しアシカや水鳥はマンボウを食べるそうです。
つまり、マンボウは、マンボウの天敵にとって生命の危機となるような寄生虫と共生している・・。
マンボウの生きる知恵は、寄生虫との共生ということだったのですね!
しかし、その寄生虫が増えすぎるとマンボウ自身に危険が及ぶそうですから、難しいですね。
まとめ
今回は「まんぼう」について調べてみました。
- フグの仲間
- 体長3m 体重2トン
- 舵びれという特徴的なヒレがある
- 寄生虫と共生することで、天敵から身を守っている!?
ということがわかりました。
あまり流通はしていませんが、マンボウは食べてもおいしいので、ぜひ千葉県や三重県などマンボウ料理を提供している地域に行ったら食べてみてください!
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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