こんにちは。
今回はおかあさんといっしょの動物コーナーに登場のラケットハチドリについて調べてみました!
ひらひらと自在に動くうちわのような黒い羽が特徴のラケットハチドリ。
きっと求愛行動に使うんだろうなあと思っていましたが。
その体重が・・なんとなんとたったの3gというではありませんか!!
そんなびっくりがいっぱいの鳥について調べてみることにしました♪
今回も子どもの「なぜ?」「なに?」に答えられるような簡単・簡潔な内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
ラケットハチドリの基本情報
- 和名:オオナガラケットハチドリ
- 学名:アマツバメ目ハチドリ科オオナガラケットハチドリ属
(オオナガラケットハチドリ属はこの鳥だけ!) - 生息地:ペルー北部(南米アンデス山脈)
- 全長:オス 15ー17㎝ メス 11ー13㎝
- 体重:3g(1円玉3枚!軽い!!)
- エサ:花の蜜。(他に植物の種を食べているかも?とのこと)
ぴろん、と伸びた黒い尾っぽが特徴的ですよね。これはオスの特徴!
やっぱり求愛行動のために使われているんですね!
他には頭の色で区別できます。オスは光沢のある青、メスは黄緑色。
それにしても食べ物が主に花の蜜だなんて‥蝶々みたいな鳥ですね!うっとり。
2時間おきに蜜を吸う必要がある!!ライバルはミツバチ!
うっとりしたのもつかの間・・。
なんとラケットハチドリは生きていくために2時間おきには蜜を吸う必要があり、その蜜をめぐって空中でケンカすることもあるそうです。。
(1日に1000回も蜜を吸うという情報も見つけましたよ・・。)
同じく花の蜜を食べるミツバチはライバル。
雨の日はミツバチが行動できないので、絶好のお食事日和になるそうですよ♪
しかし最長2時間って・・
寝てる時間とかどうなっているんでしょう・・こりゃ生きるのが大変だ。
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きょうは#計量記念日
\社会全体の計量制度についての理解の普及を目指して作られた日だそうです。
ちなみに、空飛ぶ宝石・ハチドリの中でも飛びっきりの変わり者「オナガラケットハチドリ」は重さ3グラム。
1円玉3枚分…↓https://t.co/Y3XGR0Bw5h pic.twitter.com/KFBhsXtEAM— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) October 31, 2019
ちなみに、ミツバチの体重は100ミリグラム程度とのことで、ラケットハチドリの30分の1ほど。
やっぱり鳥だからそれなりに大きいよね!と思うのはまだ早いです。
スズメバチの体重は3000ミリグラム・・つまり、ラケットハチドリと同じくらいです。
やっぱり小さい鳥ですよね。
それにしても・・虫と鳥が同じエサを巡るライバルって・・ちょっと不思議な感じがします。
足を包むフワフワの羽毛があるそうですが、これは飾りではなく高山の寒い気候に対応しているものだそう。
(冒頭の写真はそのフワフワがよくわかります!飾りではありません。それにしてもかわいい・・)
生息地では、コーヒーなどの農地開発のために森林伐採が続き、生息数も減少しています。
絶滅が心配されています。
まとめ
今回はおかあさんといっしょに登場のラケットハチドリについて調べました。
羽ばたく宝石と表現されることもあるラケットハチドリ。
花の蜜を主食として生きています。
その優雅で愛くるしい姿とはうってかわって、花の蜜を追い求める日々・・それなのに人間の密漁からも逃れなければならない日々・・
現代に生きるラケットハチドリは過酷な状況かと・・。
どんなに愛らしいものでも、そっとしておいてあげる勇気が人類に備わるといいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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