【カンブリア宮殿】高いけどおいしい!グリーンスプーン売上21億!

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2024年7月25日放送のカンブリア宮殿はゴロゴロ野菜と圧倒的なおいしさでシェアを伸ばしているGREENSPOON。

冷凍宅配食品の会社です。

現在、冷凍食品の市場規模は2兆5363億円となっており、業界規模も拡大中。

1食750円程と決してお手頃な価格とはいいがたい中で、圧倒的なおいしさと野菜を手軽にとれると評判の商品です!

社長は田邊友則さん。挑戦の物語を簡潔にまとめてみました!

GREENSPOON おいしさの秘密

GREENSPOON(グリーンスプーン)は前年比3倍の売上額、21億円を突破!したサブスクリプション系の冷凍食品宅配会社です。

GREENSPOONの商品ラインナップは4種類!

  • スムージー
  • サラダ
  • スープ
  • メインディッシュ

すべてのメニューは合計40種類となっています。

GREENSPOONはあたため直しではない冷凍食品!!

GREENSPOONのおいしさのひみつは、何といってもレンジでチンすることで初めて調理をするということ。

え?どういうこと?と言いますと

普通の冷凍食品は材料を煮込んだり揚げたり、一度しっかり調理したものを冷凍してパッケージします。

だから、家庭の電子レンジで温める段階では「あたため直し」になります。

 

それに対しGREENSPOONの冷凍食品は、

冷凍野菜 + スープの素 だけを詰める

電子レンジで温めることで初めて調理をする、という商品であることから、冷凍食品らしさが強くないこともおいしさの秘訣なのだといいます。

おいしさの秘訣は他にもあり

家庭のレンジで調理する、という発想なので、野菜もレンジに最も向いている野菜を世界中から選ぶなど、様々なこだわりがありました。

なぜGREENSPOONはおいしさにこだわったのか

おいしいに越したことはないのですが、これだけ野菜をとれるなら、健康志向の人たちに向けて需要があるのではないか、とも考えられますよね。

しかし、それでは売れないと言います。

その理由を、野菜をとなければならない緊急性はない、と結論付けます。

従って、おいしいから食べてもらい、その上で野菜をたくさん食べてもらえればと考えていらっしゃるようです。

食品業界において健康志向の需要は大きくない、という点は少し驚きました。

GREENSPOON立ち上げから苦難の時を超えて

  • GREENSPOONは2020年創業。
  • 最初はスムージーを。そしてスープを提供。
  • しかし、創業3年目に、それぞれの販売が減少していき、倒産の危機に。

田邊社長自身も、自分の思いついたサービスに疑問を抱いてしまうほどで、社員の皆さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいになったそうです。

そこでメインディッシュを打ち出すことに。

立役者は紙包みのハンバーグ。

創業の3名も驚くほどの当たりぶりだったようで、その後の躍進はご覧のとおり。

今後は店舗展開なども検討しているそうです。

田邊友則社長の経歴

最後になりましたが、田邊社長の経歴です。

  • 大学卒業後、サイバーエージェントに就職
  • このままでは自分が幸せではない、と考えるようになり、28歳で退社
  • 2年間海外を放浪
  • 30歳でGREENSPOONを創業
  • 食品業界未経験
    ⇒未経験だからこそ、消費者目線に立てると考えたそうです

鎌倉の農家にピンポンして押しかけるところ、食品工場に直接電話をかけるところから始めたそうです。

また、ご自身の経験から、事業を起こすことは、自分を好きで居続けるためにすること、と考えているそうで、GREENSPOONという企業の在り方も、社員さん自身、そして携わってくれている物流や食品工場の皆さんにも、同じような理念を共有したいと熱意を伝えていらっしゃるそうです。

まとめ

2024年7月26日放送のカンブリア宮殿GREENSPOONについてまとめてみました。

  • 創業5年の会社・売上高21億円
  • 野菜ゴロゴロ・サブスクリプション系の冷凍宅配食品会社
  • 田邊友則社長は、食品業界未経験。
    8人に相談してやめた方が良いと言われたが、9人目に相談した人にそれだけやめろと言われるならやったらいい、と言われたので参入した。
  • 野菜をとってほしい、だからおいしい食事にこだわる
  • 自分を好きで居続けるために会社を作った

最後に。
村上龍さんと、小池栄子さんと社長さんで、家族との関係性について話題になっていました。

社長さんと小池さんは、家族は自分たちが挑戦することに対してNOと言ったことはほとんどなく、信頼しているよというスタンスが基本的だったと。

だから、社長さんは2年間仕事を辞めて放浪の旅に出ていたけれども、特に家族に相談することもなく旅に出ていたそうです。

村上さんは家族が基本的に信頼していないよという対応だったので、自分の人生はとてもつまらないものですと答えるのです。

この一連のやり取りには、とても考えさせられるものがありました。

はた目から見ていたら、村上龍さんの人生がとてもつまらないものなんてどうしても思えるはずがありません。
でもご本人にしたら、そう自覚させているのだということなのですよね。

この少し衝撃的な発言から
親の子どもを信頼するということの意味を強く意識せざるを得ませんでした。

カンブリア宮殿は、経営者としての考え方を学ぶだけではない、そこが本当に面白いところだと思います。自分の生き方を考えるヒントを常に与えてくれる番組だと思っています。

これからもどんなヒントを与えてくださるのか。楽しみでなりません。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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