カンブリア宮殿【まとめ】静岡県民は皆知っている!鈴与グループ

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2024年6月20日放送回のカンブリア宮殿に鈴与グループの鈴木与平さんが出演されました

静岡県では知らない人がいないという鈴与グループの今に迫った番組!

どのような会社で、それを率いる鈴木与平氏はどんな方なのか・・

中学生くらいの皆さんでもわかるように、簡潔にまとめてみました!

どうぞ最後までご覧ください。

鈴与グループと”鈴木与平”さん

およそ140社からなる鈴与グループ。

番組冒頭は、フジドリームエアラインズの富士山上空を旋回する便の紹介から始まりました!
画面から見ても、富士山を見下ろすなんて、贅沢な景色ですね!

 

  • 創業はなんと1801年。廻船問屋から始まりました。
    200年を超える歴史があります。
  • 当時の創業者が”鈴木与平“氏。そこから『鈴与』グループ。
  • 現在の代表取締役会長は第8代目鈴木与平氏。
    元々のお名前は道弘(みちひろ)さんとおっしゃったそうで、社長就任の際には戸籍も全部変更しているとのことです。

・・なんかこの時点ですごい、ですよね。

まず1801年ですが、江戸時代中期。
時の将軍は第11代将軍徳川家斉公

最近は子どもたちにも人気の十返舎一九の『東海道中膝栗毛』が出版された頃だそうです。
杉田玄白葛飾北斎が生きていた時代。

その頃からある会社って考えると、それだけでもすごいのに・・

さらに襲名

ただひたすらに歴史を感じます。

そんな鈴木与平会長も、当初は会社を継ぐことに抵抗感があったとか。
(敷かれたレールを歩くのに、最初から納得している人は多くないですよね)

しかし、1947年のオイルショック以降、初の赤字を出すことになった鈴与グループ。
それは月に1億円以上の赤字が積みあがっていく有様だったと言います。

先代のお父さまからの要請があり、この状況では息子の自分しかなんともできないだろうという決意の中、1977年、8代目鈴木与平氏は鈴与グループの社長に就任したのです。

鈴与グループの強み ”変幻自在”とは!

1977年に社長に就任されて以来、次々と会社の変革に挑みます。

そして現在は静岡では知らない人がいないと言われる”鈴与”。番組では2つの強みを掲げます。

常識を変える”新”物流

1970年代、鈴与グループの物流といえば、発注者が王様、受注者が奴隷・・のような主従関係の中で働きアリのように仕事をしていたそうです。

しかし、対等であってこそ・・という考えの基、分社化や意識改革などを進め、
例えば銀座のロフトではお店の入り口ではなく、売り場の中・棚の前まで品物を運ぶといった独特なサービスを展開しています!

物をある地点からある地点まで運ぶ以外の『間接業務』を鈴与グループで請け負うことで、本業の売上をアップしてほしいという願いが込められています。

鈴与さんあってのロフトです。

こうまで言わしめる鈴与グループの物流部門。
こうした需要は、対等な立場で相手のことを考え、よく聞くから拾い上げられるとか。

2024年問題すらビジネスチャンスととらえる会長さん。

10年右肩上がりの成長を続けている物流部門の肝を見せてもらいました。

創業200年で農業に初参入

次の時代はとても大変な時代になる、との予測から、自分たちで食料を作ろうという試みを始めました。

次の時代を自分たちで作る

既にある事業を存続させるだけではなく、挑戦していく姿勢。
挑戦するべき事業の選び方、考え方を見せてもらいました。

 

このように先見の明があり、行動力があり、そして現在でも今後を見据える鈴木与平会長ですが、

なんと御年82歳

画面を見てもお元気でお若いので相当驚くのですが、声だけ聴いているともっと若く感じます。
(ぜひ見逃し配信など、チェックしてみてください!)

筆者は、清水の街づくりについて語る鈴木与平氏の言葉が印象に残りました。

「私が生きている間にできるわけでもない。それはそれでよいのです。」

清水港に恩恵を受けている(廻船問屋時代から)、その恩返しとして街づくりをしていくんだという強い決意と共にさらりと語られた言葉でした。

新しいことをどんどん実行していく発想の原点はこうしたところにあるのだと感じました。

編集後記 『大空への夢』

いくつもの特徴がそれぞれ特筆すべきことなので、番組構成も盛りだくさんだなと感じる中で、
村上龍さんはフジドリームエアラインズについて取り上げていらっしゃいました。

静岡に空港を作るからには仕方なく地元大手企業が航空会社を立ち上げて体裁をとるようなことを言われていたが

フジドリームエアラインズは鈴木与平社長の夢を実現させたものなのだと。

仕方なくやるなんていう事業ではない、むしろ会長さんの夢だった!

だからこそ、地方と地方をつなぎ活力を見出す・・夢と実用性が詰まった路線になっているのだなと納得しました。

まとめ

6月20日放送のカンブリア宮殿、鈴与グループについて見て参りました。

  • 1801年から創業の会社
  • 会社の名前の由来である、初代創業者から『鈴木与平』というお名前。
    現在も会長に引き継がれている。
  • 航空事業や農業など、新規事業を次々に手掛けている
  • 対等な関係から需要を掴む

地方の活性化・街づくり・農業など、これからの展開もとても楽しみですね。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

 

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